セリーヌ・ディオン『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』からの出題
ポップ/バラード/映画主題歌1997年/アメリカ、カナダジェームズ・ホーナー(James Horner)、ウィル・ジェニングス(Will Jennings)セリーヌ・ディオン(Celine Dion)
超大作映画『タイタニック(Titanic)』の主題歌。作詞を担当したジェニングスによれば、実在する100歳以上の女性をモデルにして、永遠の愛を詠みこんだとのこと。セリーヌ・ディオンの最大のヒット曲となる。英語盤5thアルバム『レッツ・トーク・アバウト・ラヴ』に収録。全米・全英チャート第1位、グラミー賞4部門受賞、アカデミー歌曲賞受賞。
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My Heart Will Go On
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[My] [Heart] [Will] [Go On]
↓ ↓ ↓ ↓
私の 心、愛情 ~するものである 続いていく⇒ 直訳:私の(あなたへの)心は、続くものである
⇒ 意訳:あなたを愛する想いは、永遠に変わらない!
⇒ 超訳:あなたは、私の心の中で、生き続けてるわ!
「on the table」=「テーブルの上に」と習う「on」ですが、
ここでは「on」の後ろに何もなくて、座りが悪く感じるかもしれません。実は、「on」だけで「これから先ずっと」というような意味になります。
そして「go」=「進む」と合体して、フレーズ「go on」=「続いていく」。おなじみの「continue(コンティニュー)」も同じような意味ですが、
業務的な口調なので、あふれる情感を表すタイトルには不向きかも。歌詞のサビをしめくくる部分では、こう歌われます。
♪ My heart will go on and on
さらに長い期間に想いを馳せて、「on」を重ねています。
「go on and on」=「ずっとずーっと続いていく」という気持ち。
同じような表現に「last forever」=「永遠に続く」もあります。伸びる音が多いこの歌を、当初は断ったといわれるセリーヌですが、
スタジオ入りした途端、一発でOKテイクが録音できたとのこと!永遠に私たちの心に生き続けるであろうタイタニック主題歌の、
ものすご~~く伸ばさなきゃいけない「go on and on」部分は、
カラオケで歌って(エコー大)、チェックしておきましょうね♪
- 「go on」を日常でつかってみよう!
- おしゃべり中に相手があくび…。
A:Are you listening, Ken?
B:Yeah, um, I’m sorry. Go on, please.A:聞いてんの、ケン?
B:うん、えっと、ゴメン。続けてくれていいよ。
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ふくみっつぁんのプロフィール
1971年、兵庫県生まれ。特許翻訳者。 英語講師、日本語学校の海外営業、霞ヶ関の特許翻訳専門会社勤務を経て、現職。 メルマガ『日刊タイトル英語』を発行、 ホームページ『タイトル英語』を運営。 英語のおもしろさを読者と分かちあう。英検1級。TOEIC955点。 たまにシンガーソングライター&イラストレーター。
著書『翻訳者はウソをつく!』(青春出版社)好評発売中!
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