「pay it forward」は、この作品で作られた英語表現で、
不幸の手紙(チェーンメール)の善意バージョンのこと。
親切を受けたら、その報いを親切の相手ではなく別の3人に渡し、
その3人も、それぞれ別の3人に渡す…。
うまく連鎖すると、すぐに世界中に親切の輪が広がります!
では、英語タイトルを1単語ずつ見ていきましょう。
1)「pay」は、ふつう「(代金を)払う」です。
広い意味では、「与える、渡す」ということ。ここでは 「pay 人 back for 事」=「人がしてくれた事に対して報いる」 という英語表現の「back」に、逆転の発想を加えているようです。
2)「it(それ)」は、英語の作品解説などをみると、
「something good」=「a favor」=「親切な行為」を指しています。
3) 「forward」は、時間的・空間的な方向を示す「前方へ」。
今日受けた親切を、明日別の人へ渡すわけです。 「明日」が時間的な前方、「別の人へ」が空間的な前方。 「次の代へ」という感じですね。
| [Pay] |
[It] |
[Forward] |
↓
与える、渡す |
↓
それを |
↓
前方へ、次の人に |
↓ それ(=親切)を、次の(=親切を受けた人とは別の)人に与えよう |
邦題のように「It」を抜いてしまったら、せっかくの善意が伝わりませんね
(邦題から「It」が姿を消したのは、おそらく語呂の関係でしょう)。
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