Rock好きの皆様、こんにちは!英会話講師のイワサキです!このコーナーでは洋楽の名曲(たまには迷曲)から歌詞を抜き出して出題する!
The Beatles『Let It Be』
誰もが知っている The Beatles の名曲中の名曲『Let It Be』から出題だ!当然、意味もわかっているかもしれないが、歌詞カードのことは忘れて自分の力で翻訳にチャレンジしてくれ!
【問題1】(再生時間 0:13~)
「When I find myself in times of trouble, Mother Mary comes to me.」
【問題2】(再生時間 0:59~)
「There will be an answer.」
【問題3】(再生時間 0:39~)
「Let it be.」
以上3問だ!!
超直球のド名曲!!どうやったらこんないい曲作れるの!!
質問は長いのも短いのもあるが、長い文だって短い文の集合体ってだけ!
自分なりに翻訳してくれ!!
名曲だけあって、多くのアーティトが歌っている!
なかでもオススメなのがニック・ケイヴのカバーだ!
話しかけるように歌っているから、全訳してみて聴いて欲しい!
みんな、どうだい?自分なりに翻訳できたかな?
回答はこうだ!
【問題1】
「When I find myself in times of trouble, Mother Mary comes to me.」
「僕が苦しみの中にいるって気付いたときに、マザーメリーがやってくる」
長文でも、順番に分解して理解していけば大丈夫だ!
When I find myself / 自分自身を発見するとき+ in times of trouble / トラブルの時の中
↓
自分自身がトラブルの時期の中にいると発見するとき
↓
「僕が苦しみの中にいるって気付いたとき」
どうかな? 難しくはないだろう?
【問題2】
「There will be an answer.」
「きっと答えはあるさ」
There is ~ 「~があります」の未来形になっている。
だから「~があるでしょう」という感覚だ。まだあるかどうかはわからないが、あるに違いない、という感じだ。
【問題3】
「Let it be.」
「なすがままに」
これが何故こんな訳になるのか? 英語はじめた頃はホントわからなかった!歌詞カードに書かれている訳を、そのまま鵜呑みにしていると英語上達のチャンスを逸するぜ!
これは be のニュアンスを掴むことがポイントだ。
be は be 動詞、つまり am / is / are の原型だ。
そしてその根本的意味は、「be = 在る、存在する」ということなんだ。
I am a student. 「私は学生です」
つまりこれは「私は学生として在ります。存在します」ということなんだ。
Let it be.
それを存在させよう、在らせよう
↓
そのままにさせよう
↓
なすがままに
参考になったかな?自分のモノにするために50回言ってみよう!
50回言って、頭の中に叩き込むんだ!
これを本気でやったヤツは、ホントにロックで英語が話せるようになるぜ!
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Tatsuya Iwasaki
岩崎 達矢
英会話講師
中学生の時にロックに目覚め洋楽と出会う。高校時代、英会話が出来ないままアメリカ・サウスダコタへ留学し英語を学ぶ。日本に戻りシルク・ドゥ・ソレイユの通訳として日本ツアーに同行。現在はプライベートレッスンを中心に英会話講師として活躍。