The Rolling Stones 『You Can’t Always Get What You Want』

rock_title1

Rock好きの皆様、こんにちは!英会話講師のイワサキです!このコーナーでは洋楽の名曲(たまには迷曲)から歌詞を抜き出して出題する!

The Rolling Stones
『You Can’t Always Get What You Want』
今週はローリング・ストーンズの名盤『Let It Bleed』のラストを飾る名曲から出題だ!

【問題1】(再生時間 0:25~)
「I saw her today at the reception.」

【問題2】(再生時間 0:48~)
「You can’t always get what you want.」

【問題3】(再生時間 1:05~)
「But if you try, sometimes you just might find.」

以上3問だ!!
さぁ、自分なりに翻訳してみてくれ!

1969年に発売されたアルバム「Let It Bleed」は、ビートルズ「Let it Be」を意識して作られたという説がある。
ん?ビートルズの「Let it Be」は1970年に発売された?おっしゃる通り!当時ビートルズは解散状態で発売まで時間がかかってしまっていたんだよ。
ビートルズの「Let it Be」(なすがままに)に対してストーンズの答えは「Let It Bleed」(血を流せ)だ!
「オレ達はロックを続けるぜ!」って熱いメッセージがカッコいいぜ!って飛躍して解釈しすぎかな?

rock_title2

みんな、どうだい?自分なりに翻訳できたかな?
回答はこうだ!

【問題1】
「I saw her today at the reception.」
「俺は彼女をレセプションパーティーで見かけた」
saw は see の過去形だが、「see = (「見よう」という意志があるないに関わらず)見る、見える」なんだ。
だからここでは「見かけた」としている。
ちなみに「見よう」という意志がある場合は、look / watch を使う。この2つもまた違うニュアンスがあるが、それはまたの機会!

【問題2】
「You can’t always get what you want.」
「いつも欲しいものが手に入る訳じゃない」
not always の感覚を押えておこう!!
「always = 100%、いつも、常に」それを not つまり否定しているんだが、そうなると「100%、いつも、常にそうであるわけではない」となるんだ。
「100%ない、ゼロ」にはならない点に注意だ!

【問題3】
「But if you try, sometimes you just might find.」
「だがもし挑戦するなら、見つけられるかもしれない」
ここは、sometimes と just を隠してみたら、よりわかりやすいだろう。
But if you try, you might find.
いかがかな?
sometimes とか just とか、オマケみたいなもんなんだから気にせずに、ガンガン話してみようぜ!

さぁ、英語を自分のモノにするために50回言ってみよう!
50回言って、頭の中に叩き込むんだ!
目の前にミック・ジャガーがいると思って本気でやってみてくれ!

元シルクドソレイユ通訳の英会話講師がロックの名曲を使って英語を解説!
Rock English★ロックで英会話』毎週好評配信中!
ご登録はコチラから!

iwasakiTatsuya Iwasaki
岩崎 達矢

英会話講師
中学生の時にロックに目覚め洋楽と出会う。高校時代、英会話が出来ないままアメリカ・サウスダコタへ留学し英語を学ぶ。日本に戻りシルク・ドゥ・ソレイユの通訳として日本ツアーに同行。現在はプライベートレッスンを中心に英会話講師として活躍。