パワーランチを制するものは商談を制す!?日本人の苦手な「社交の英語」4

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(4) 冗談で場を盛り上げる

アメリカンジョークに最適!?地域の特色を話題にしよう

商談の内容は自分の専門的なことなので、たとえ英語が多少、覚束なくても何とか切り抜けられるでしょう。
ですが、パワーランチでは社交の要素も加わるため、ちょっとしたジョークのひとつも言いたいものです。
たとえば、アトランタにはコカコーラの本社がありますので…

Waitperson:
What would you like to drink?
Natsuki:
I am sure you don’t have Pepsi Cola here.
Richard:
Ha ha. It’s difficult to find Pepsi Cola around here, Natsuki.
Natsuki:
Of course, Richard. I’d love to have a Coca Cola.


給仕係:
お飲み物は何にいたしましょうか。
夏希:
ペプシコーラはありませんよね。
リチャード:
あっははは。夏希さん、この辺りでペプシコーラは見かけないね。
夏希:
そうですよね、リチャードさん。コカコーラをください。

英語でジョークと言われても…という場合は、このように、その地域の特色を話題にジョークを言ってみてはいかがでしょうか?
地域の話題で場を盛り上げるのは、古今東西を問わず、アメリカでも同じです。

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杉田米行(すぎた・よねゆき)先生プロフィール

1962年大阪生まれ。ウィスコンシン大学マディソン校歴史学科修了(Ph.D.)。
現在、大阪外国語大学アメリカ講座准教授。専門はアメリカ研究と日本医療制度史。道楽(=研究)以外の楽しみは家族5人での団欒。最新の著書は、杉田米行編著『アメリカ〈帝国〉の失われた覇権』(三和書籍、2007年)。

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