映画『リーサル・ウェポン』からの出題
アクション/犯罪1987年/アメリカリチャード・ドナー(Richard Donner)メル・ギブソン(Mel Gibson)、ダニー・グローヴァー(Danny Glover)、ゲイリー・ビューシイ(Gary Busey) ほか
若い女性の飛び降り事件の捜査を、新しい刑事コンビが担当。妻の死から自殺願望を抱きつづける問題刑事のリッグス(ギブソン)。そして、家族思いのベテラン刑事マータフ(グローヴァー)。2人は反発しあいながらも、黒幕の麻薬組織に立ち向かう中、やがて互いを理解しあい、熱い友情の絆で結ばれていく…。
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必殺兵器 ⇒ “人間凶器”(主人公のあだ名)
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[Lethal] [Weapon] ↓
死を招く↓
武器⇒必殺兵器、凶器 映画の冒頭シーンで、マータフ刑事が、
捨て鉢な行動をとるリッグス刑事に、
「リーサルウェポン」というあだ名をつけます。
凶器のような人ということで、答えは“人間凶器”としました。「lethal」以外にも、死との関連性を示す単語がいくつかあります。
日常生活では使う機会が少ないと思いますが、
映画やドラマではよく出てきますので、以下にまとめておきます。◇lethal(リーサル)
確実な死や、殺意などを示します。
「lethal dose」=「致死量」のように、専門的な響きあり。◇mortal(モータル)
過去に死にいたった事実を示します。
「The injury proved mortal.」=「その傷が命取りとなった」◇deadly(デッドリー)
未来に死をもたらすであろうことを暗示します。
「deadly poison」=「猛毒」◇fatal(フェイタル)
過去・未来の両方で、死が避けられないことを強調します。
- 「lethal weapon」を日常でつかってみよう!
- 盛りあがっています、サッカー観戦。
A:Yeah, that’s it!
B:That’s the lethal weapon for Japan’s national soccer team!A:よし、決まったぜ!
B:これがサッカー日本代表の必殺兵器だ!※「lethal」は、サッカーのシュートが決定的なときにも使われます。
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ふくみっつぁんのプロフィール
1971年、兵庫県生まれ。特許翻訳者。 英語講師、日本語学校の海外営業、霞ヶ関の特許翻訳専門会社勤務を経て、現職。 メルマガ『日刊タイトル英語』を発行、 ホームページ『タイトル英語』を運営。 英語のおもしろさを読者と分かちあう。英検1級。TOEIC955点。 たまにシンガーソングライター&イラストレーター。
著書『翻訳者はウソをつく!』(青春出版社)好評発売中!
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