映画『ダ・ヴィンチ・コード』からの出題
ミステリー/ドラマ/スリラー2006年/アメリカロン・ハワード(Ron Howard)トム・ハンクス(Tom Hanks)、オドレイ・トトゥ(Audrey Tautou)、ジャン・レノ(Jean Reno)、イアン・マッケラン(Ian McKellen) ほか
ある日、ルーヴル美術館の館長が殺された。彼が残した暗号は、歴史をゆるがす大きなミステリーへと発展。宗教象徴学の権威であるロバート・ラングドン教授と、暗号解読官ソフィー・ヌヴーが、生死をかけて真実を追い求める!
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ダ・ヴィンチ・コード
The Da Vinci Code-
さっきのツタ哉くんの前フリは、むちゃくちゃでんがな(笑)。
ダビンチは十字架を背負ってませんし、ヒット曲も書いてませんよ。
では、今日のポイント「コード」を解読してみよう。
「コード」は完全に日本語化していますが、英語スペルには3種類あります!(1) code 暗号、記号体系、条例、決まりごと (2) cord ヒモ、電気コード (3) chord 和音のコード 「r」の入っていない(1)は、舌を巻かずに「コウドゥ」と発音するので、
(2)、(3)と区別できますね。「暗号」という単語は他にもありますが、今回の「(1) code」は、
情報をあなたに伝えたくて、記号群をシステム(体系)化したもの。
モールス信号(Morse code)、消防条例(the fire code)、
ドレスコード(dress code;服装の規準)、録画予約のGコード(G-code)など。
ちなみに、「ブレーキランプ5回点滅」で「アイシテル」とあなたに伝えるのは、
体系化されていない合図であって、「サイン(sign)」と言います。あと、邦題のミステリー。
『ダ・ヴィンチ・コード』の邦題訳で消されてしまった「The」の意味は?
この映画は、ダ・ヴィンチ作品の背後に広がる、2000年の歴史とともに
体系化されてきた記号群がテーマであって、他の暗号とは一線を画しているので、
「The(ある特定の)」が付いた「Code」なんです。
最後は、ことわざ風にシメましょう!The Code was not built in a day!
コードは1日にして成らず!
- 「code」を会話でつかってみよう!
- 友人の結婚式に招待されたカップル。
A:Have you heard? Sayaka’s wedding will be held on the beach!
B:Really!? What about the dress code?
A:I think we should dress formally.
What am I gonna wear…A:聞いた?サヤカの結婚式はビーチでやるんだって!
B:本当に!?ドレスコードは?
A:フォーマルな格好をしていった方がよさそうね。
何着て行こう・・・ - 以上!あとは各自、映画を観て復習してチョンマゲ!
これで、今日から君も、“コード解読”タイトル英語イストだ!
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ふくみっつぁんのプロフィール
1971年、兵庫県生まれ。特許翻訳者。 英語講師、日本語学校の海外営業、霞ヶ関の特許翻訳専門会社勤務を経て、現職。 メルマガ『日刊タイトル英語』を発行、 ホームページ『タイトル英語』を運営。 英語のおもしろさを読者と分かちあう。英検1級。TOEIC955点。 たまにシンガーソングライター&イラストレーター。
著書『翻訳者はウソをつく!』(青春出版社)好評発売中!
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