今日の表現: 定時後、早めに帰るなんて諦めるしかない…
あなたはしょっちゅう遅くまで仕事をしています。今日は6時に職場を出たかったのに、忙しすぎて8時になってもまだ働いています。そこで心の中で…
問題:
次の日本語を英語にしてください。
ヒント:
模範解答:
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■解説
・So much for (doing something)
“So much for ~” は、やりたかったことが片付かないことを悟った時、
doing something を断念する時に漏らしてしまうようなフレーズです。
例)
So much for that idea!
もうそのアイディアもおしまいだ!
この例は、問題解決のために試してみた解決案が、
上手くいかなかった時などに良く使われる使うフレーズです。
“So much for ~” には、冒頭の例文のように for に動名詞を追加して使う方法もあります。
例)
It’s already ten thirty? So much for getting an early start!
もう10時半? 早く始めるなんて諦めるしかないな。
Oh no! He saw us? So much for keeping it a surprise.
えー、彼、私たちのこと見ちゃったの? サプライズのお楽しみにしとくなんてのも、ここまでだ。
・a decent (something)
“decent” は “good enough” (そこそこ良い、十分間に合うなど)、という意味です。
例えば、もし、レストランがまあまあ良い場合、it’s decent と言えます。
また、”decent” は “a decent chance” というフレーズでも使えます。
例)
I think I may have a decent chance of winning it.
入賞する可能性はかなりあると思うんだ。
時間や数字について話すときにも “decent” を使います。
例)
If you went to bed at a decent hour, you wouldn’t be so tired.
もしまともな時間に寝ていれば、そんなに疲れていないだろうに。
例)
I hope we can get a decent number of people to show up for it. (Talking about a party)
それなりの人数が来てくれるといいなあ。
(パーティのことについて話をしている時)
職場を “at a decent time” に出る、というと、
遅すぎず(早すぎず)、という意味になります。
たとえば定時が5時の場合は、5:00 ~ 6:30 くらいに職場を出ることが、
“leaving at a decent time” と言えます。
**皆さまが楽しく英語と付き合っていただけますように**
Don’t go through life, grow through life. – Eric Butterworth
(ただ経験するのではなく、人生を通して成長していこう)
ニューヨーク在住・ネイティブ英語スピーカー講師 Aaron 先生が送る普段使いの自然な英語フレーズ満載 PhraseMix.com 記事の日本語バージョン。日本語サポート担当は、外国語としての英会話教授法認定講師・水砂子(ワシントン州在住)です。ニュアンスなども納得していただきやすいように、ていねいな解説を心がけています。平日の月~木は新フレーズを、金曜日は復習用に一週間分の要約号をお届けします。
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