ハロウィーンのコスチューム(サブウェイ)

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ハロウィーンのコスチューム(サブウェイ)

casual

【ハロウィーンのコスチューム(サブウェイ)】

ダイエットに気を配る理由はいろいろあるけど。
ま、これもいいかな・・・

■課題文■

カッコ内の部分を聴きとって書き出してみましょう。

(01″~)

Woman 1: You guys are eating burgers?

Woman 2: Hey, summer’s over.

Woman 1: Halloween’s coming.
You (Q1).

Man: Oh…What’s that?

Woman 1: You know like…Attractive Nurse, Spicy Red Riding Hood,
Viking Princess Warrior, Hot Devil, Sassy Teacher, and Foxy Fullback!

Touchdown.

Man: (Q2) Viking lady again?

Narration: Whatever you are staying fit for, start at Subway, with loads of delicious low fat sandwiches, like Tender Turkey piled with any of your favorite veggies. Subway. Eat Fresh.

<<語句と表現>>

●語句の意味が複数ある場合は主にこのCMで該当する意味を記します。
●リスニング課題の部分に含まれる語句は省いています。

☆ you guys  「あんたたち」
guy は、男性を指すくだけた言い方ですが、複数の相手に呼びかけるときに
相手が男女の混ざったグループであっても女性だけのグループであっても
この you guys を使えます。

☆ stay in shape  体型を保つ・健康を保つ・シェイプアップしった状態でいる

☆ Spicy Red Riding Hood   キワドイ赤頭巾
Little Red Riding Hoodはグリム童話の赤ずきんちゃんのこと。
spicyには「キワドイ」という意味もあり。
a spicy joke などという使い方をします。

☆ Sassy Teacher  sassy という言葉は日本語にするのが難しいです。
クールで、小生意気で、口達者で、元気が良くて、そして
そうした特性のおかげでセクシーな雰囲気もかもし出しているようなニュアンスです。

☆ Hot Devil  hotは口語で「魅力的な・セクシーな」。

☆ Foxy Fullback  foxyもこれまた「魅力的な・セクシーな」。
ここで使っている一連の形容詞は、結局どれも「セクシー」に近い意味。
で、このコマーシャルはセクシスト(性差別的)だといってる人もいますが
ちょっと過剰反応かも。

☆ Tender Turkey  柔らかいターキー
Tender Turkey Breast というターキーの胸肉のメニューが
Subwayにはあるけどそれのことでしょう。

☆ piled  積み上げられた

☆ veggies  「野菜」のくだけたいいかた。
veggy と単数形で「野菜」。また形容詞として「ベジタリアンの」の意味。

◆解答と省エネ発音のポイント

●カジュアル度の高さは♪から♪♪♪で表わします。
♪:フォーマルな会話で使っても問題ない。
♪♪:カジュアルな会話向け。
♪♪♪:カジュアル度高し。

●できるだけ実際の音に近い音をアルファベットとカタカナで
記しますが、これはあくまで参考です。

●曖昧母音(発音記号 が e の上下逆さまになったやつ)を @ で表記します。

●曖昧母音以外の母音が非常に弱い、曖昧な音になったものも、
@で表記することがあります。

Q1 got to stay in shape for all the costumes  ⇒  godda stayin shape fer’all the costumes

☆♪ got to  ⇒  godda

[t]の音が gotto と前後を母音にはさまれて「軽く弾くD」の音。
「ダ」と「ラ」の中間のような音。

カジュアルなスペリングでは Got to を Gotta と書くほど、よく使う省エネ発音。

発音に、より近くスペルすれば Godda ですね。

この省エネの詳しい説明と音声サンプルはこちら↓
http://www.namaeigo.com/mini_koza7.html#flapT
(Android携帯の方はFireFoxを使ってください。)

☆♪  for all  ⇒  fer’all

2語が軽く連結。for の母音はやや曖昧な音。

Q2 Could we go to the  ⇒  ku’we go do the

☆♪♪♪  Could we  ⇒  ku’we

could の語尾の破裂音[d]が落ちています。

しかも、こういうときはたいていは ku['] weと
[d]のあるべき場所に一瞬の空白の間があるのですが、
この人の場合は、空白もなし。
クウィ という感じ。

☆♪♪♪  go to the  ⇒  go do the = ゴードゥ/ゴールー the

この2語の流れで to の[t]が
このように「軽く弾くD」になることがよくあります。

「ドゥ」と「ルー」の中間のような音です。

theは、少し伸ばしてます。
Viking lady という言葉を思いつくまでに考えている時間です。

この男性、全体にモソモソした話し方で、発音もクリアでない。
最初のセリフの What’s that? だって聞きとりにくい。

この Could we go to the Viking lady again? なんか
Could we, go to, Viking lady のパーツが、それぞれ聞き取りにくい。

どのパーツも簡単きわまりない単語なのに。

個人的に言うと私は、こういう話し方をする相手(←男性のことが多い)
にはイライラしちゃいます。

でも、話さなければならないときはしかたない。

そういうとき、省エネ発音に耳が慣れているかどうかで
理解度やフラストレーションが大きく違ってきます。

◆全文と訳文(意訳)◆

<全文>

(01″~)

Woman 1: You guys are eating burgers?

Woman 2: Hey, summer’s over.

Woman 1: Halloween’s coming. You (Q1 got to stay in shape for all the costumes).

Man: Oh…What’s that?

Woman 1: You know like…Attractive Nurse, Spicy Red Riding Hood,
Viking Princess Warrior, Hot Devil, Sassy Teacher, and Foxy Fullback!

Touchdown.

Man: (Q2 Could we go to the) Viking lady again?

Narration: Whatever you are staying fit for, start at Subway, with loads of delicious low fat sandwiches, like Tender Turkey piled with any of your favorite veggies. Subway. Eat Fresh.

<訳文(意訳)>

(01″~)

Woman 1: あんたたちハンバーガーなんか食べてるの?

Woman 2: えっ?夏、終わったし。

Woman 1: ハロウィーンが来るじゃないの。
ありとあらゆるコスチュームを着れるように体型を保っとかないと。

Man: って?

Woman 1: ほら、たとえばさ…魅力的な看護士さんとか、
キワドイ赤頭巾ちゃんとか、バイキングプリンセスの戦士、セクシーな悪魔、
セクシーな先生、それに、魅力的なフルバック!

タッチダウンよ。

Man: バイキングのレディー、もういちどやってもらえない?

Narration: あなたが体型を保ちたい理由はなんであれ、
サブウェイで第一歩をスタートしてください。
お好みの野菜をたっぷり載せた柔らかいターキーサンドイッチのような
ローファットの美味しいサンドイッチがたくさん。
サブウェイです。フレッシュなものを食べましょう。

matsuo
松尾 光治
大手英会話学校のニューヨーク校駐在員として1989年に渡米。その後、カリフォルニア、シリコンバレーのハイテク企業で9年ほど勤めたのち独立、現在はニューヨークで通訳・翻訳業。
日本人が苦手とするカジュアル英会話を翻訳家の松尾光治氏が伝授!
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