電気代の節約テクニック(GEICO)

電気代の節約テクニック(GEICO)

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【電気代の節約テクニック(GEICO)】
電気代が高いのに我慢できなくなった男性が考え出した秘策は・・・

【赤い文字の部分に注意して聞き取りましょう】
My electric bill was breaking the bank.
So, (※1)to save money, I trained this team of guinea pigs(※2)to row this tiny boat.

They generate electricity which lets me surf the web all day.

(※3)Took me six months to train each one,eight months to get the little chubby one (※4)to yell “Row!”

(※5)It was kind of strange.

Such a simple word… “Row!”

Narration : There’s an easier way to save.
Go to Geico.com. Get a quote.
Fifteen minutes could save you 15 percent or more on car insurance.

【発音部分の説明】
●できるだけ実際の音に近い音をアルファベットとカタカナで記しますが、あくまで参考です。
●曖昧母音(発音記号 が e の上下逆さまになったもの)や曖昧母音以外の母音で非常に弱くなった母音を @ で表記します。
●カジュアル度の高さは♪から♪♪♪で表わします。
♪:フォーマルな会話で使っても問題ない
♪♪:カジュアルな会話向け
♪♪♪:カジュアル度高し

(※1)♪ to ⇒ do
T の音が「軽く弾くD」の音。省エネレベルは軽いほうです。So, to → soto となり T が前後を母音ではさまれる為。「軽く弾くD」の音声的詳しい説明はこちらの[パターン1]を参考に。

(※2)♪♪ to ⇒ d@
これも「軽く弾くD」の音。省エネ度が、やや高くなってます。「ドゥ」と「ル」の間のような音ですが、それをごく軽く発音してます。

(※3)Took me ⇒ Took me
これは、実は省エネは無し。文頭の It を省略しています。

(※4)♪♪♪ to ⇒ d@
これまた「軽く弾くD」の音。今回出てくる to ⇒ do で一番省エネ度が高い。ごくごく軽い、ほとんど聞こえない音です。 このレベルの省エネになると音字体を「聞き取る」という世界を完全に離れて「そこに当然くるべきものを文脈から先取りして予測し、それらしい音が発せられれば、予測が当たったとする。 (必要に応じて、文の残りや、続く文から、その予測の当たったことをさらに追加確認する)」という作業のみで「聞く」ことになります。ここで to が来るのを予測するのは私達でも、まあ、簡単ですね。ネイティブだと、そうした予測をどのような構文でも素早く無意識に行っているわけです。といっても、リラックスした日常会話に出てくる文や語彙は比較的簡単なものが多いのでそれほど大変な話ではないのです。

(※5)♪♪♪ It was ⇒ ‘t/@t
It の母音は、ごく軽く、やや曖昧な小さな[i]。t も、ごく小さく軽い。でもちゃんと破裂させてます。

【語句と表現】

☆electric bill 電気代
☆break the bank 破産させる
☆save 貯金する、倹約する、出費を減じる
☆ginea pig モルモット
☆generate electricity 電気を作り出す、発電する
☆chubby 太った、丸ぽちゃの
☆GEICO 大手保険会社。自動車保険がメイン
☆quote 見積もり
☆insurance 保険

【動画部分の翻訳(意訳)】
電気代で破産しそうだったね。

だから、節約するために、このモルモットのチームを訓練したんだ。
このちっちゃなボートを漕がせるのさ。

これで発電するんで、俺は一日中ネットサーフィンができるってわけ。

一匹の訓練に6ヶ月かかったよ。
そのちっこい丸ぽちゃのやつに「漕げ!」って怒鳴るように教え込むのに8ヶ月。

なんつーか、(それだけかかるとは)奇妙だったなあ。

「漕げ」なんて、簡単な言葉じゃないか。

ナレーション : 節約にはもっと簡単な方法があります。GEICO.comにいってください。見積もりをもらってください。15分の時間で、自動車保険が15%か、それ以上節約できるかも知れません。

【こぼれ話】
モルモットを本当にここまで訓練できたらサーカス顔負けですね。 トレーニング風景が見たいなと思っていたら……こんなトレーニングバージョンがありました。 こんなにカワイイくて働き者だったら私も飼いたいです。

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Koji Matsuo
松尾 光治
大手英会話学校のニューヨーク校駐在員として1989年に渡米。その後、カリフォルニア、シリコンバレーのハイテク企業で9年ほど勤めたのち独立、現在はニューヨークで通訳・翻訳業。
日本人が苦手とするカジュアル英会話を翻訳家の松尾光治氏が伝授!
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