あっぱれ洗濯物ドロボー(Xfinity)

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あっぱれ洗濯物ドロボー(Xfinity)

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【あっぱれ洗濯物ドロボー(Xfinity)】

コインランドリー。
人の目の前で堂々と他人の洗濯物を・・・

■課題文■

(00″~)

Narration: Why is Xfinity perfect for people at the laundromat?

Man 1: Because we can watch our DVR shows (Q1) making sure no one steals our laundry.

Man 2: Who would do that?

Narration: Take your personal DVR library anywhere with Xfinity.

<<語句と表現>>

●語句の意味が複数ある場合は主にこのCMで該当する意味を記します。
●リスニング課題の部分に含まれる語句は省いています。

☆ Xfinity  Comcast社が米国最大手の同社ケーブル会社部門につけたブランド名・社名。

☆ laundromat コインランドリー
もとは商標名だったものが、今ではコインランドリー一般を指すようになったものです。

☆ DVR  Digital Video Recorder
録画機能付のチューナー


◆解答と省エネ発音のポイント


●カジュアル度の高さは♪から♪♪♪で表わします。

♪:フォーマルな会話で使っても問題ない。
♪♪:カジュアルな会話向け。
♪♪♪:カジュアル度高し。

●できるだけ実際の音に近い音をアルファベットとカタカナで記しますが、これはあくまで参考です。

●曖昧母音(発音記号 が e の上下逆さまになったやつ)、を @ で表記します。

●曖昧母音以外の母音が非常に弱い、曖昧な音になったものも、@で表記することがあります。

Q1♪♪♪  while ⇒ wh@l

本来は[hwail]と、2重母音なのが曖昧な単母音に近づいています。

前後の文脈から推測しても、
「誰からも洗濯物を盗まれないように making sureしている間に(しながら同時に)」
ということなので、while だと推測できますね。

while とは品詞は違いますが、
同じく wh- で始まる5W’s
つまり why, what, when, who, whereも
省エネが進むと、曖昧な音になってきます。
why, what, whereの3つは区別も難しくなってくる。
when は[n]の響きがあるのが手がかり。

who は、弱い「ウ」になるまで省エネされます。
whileのような接続詞、5W’sのような疑問詞/関係詞などは機能語と呼ばれます。

機能語は、特に強調されない限り、
「弱形」と呼ばれる弱い発音になりがちです。

その単語ひとつだけ取り出して発音するのと
文中で発音されるのと、相当に違った音になるということ。

この弱形も、省エネ発音の一部です。

以下にもう少し説明があります
「知ってて得する機能語の弱形」

こちらには、弱形の音声サンプルもあるので聞いてみてください
(Android OSの方は、Firefoxを使ってください。)

■ 今日のCMには laundryやlaundromatの話が出てきましたが、
あなたは、アメリカ人なら誰でも知っているこんなイディオムは知っていますか?

air dirty laundry in public

もし知らないのなら、このイディオムを使った楽しい画像と
音声付の説明がこちらにあるので、のぞいてみてください。

オバマ大統領ネタの漫画もあり。

◆全文と訳文(意訳)◆

<全文>

(00″~)

Narration: Why is Xfinity perfect for people at the laundromat?

Man 1: Because we can watch our DVR shows (Q1while) making sure no one steals our laundry.

Man 2: Who would do that?

Narration: Take your personal DVR library anywhere with Xfinity.

<訳文(意訳)>

(03″~)

(00″~)

Narration: コインランドリーにいるあなたに、Xfinityがパーフェクトな理由は?

Man 1: 僕らの洗濯物を盗まれないように見張りながらDVRで好きな番組をみれるからね。

Man 2: 洗濯を盗むやつなんているもんかね?

Narration: XfinityでDVRのパーソナルライブライを、どこでも楽しんでください。

matsuo
松尾 光治
大手英会話学校のニューヨーク校駐在員として1989年に渡米。その後、カリフォルニア、シリコンバレーのハイテク企業で9年ほど勤めたのち独立、現在はニューヨークで通訳・翻訳業。
日本人が苦手とするカジュアル英会話を翻訳家の松尾光治氏が伝授!
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