米女子サッカー、アレックス・モーガン(ナイキ)

米女子サッカー、アレックス・モーガン(ナイキ)

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【米女子サッカー、アレックス・モーガン(ナイキ)】
今週、はロンドン五輪でも大活躍し、なでしこジャパンに対しても大きな脅威となったアメリカ女子サッカー代表のアレックス・モーガン出演のCMです。

【カッコ内の部分に注意して聞き取りましょう】
I’m Alex Morgan and I play with the US Women’s Soccer Team.

I played a lot of sports when I was younger, and I settled on (※1) soccer because the 99 Team really motivated me.

My dad would go out on the soccer field with me (※2) every day and it pushed myself in a good way and motivated me to be the best player I can (※3) be.

Soccer was just my thing and I wanted to make it to the US Women’s National Team.

My favorite goal was against Italy (※4).I scored in probably the (※5) 93rd minute, and I think that’s[注] one of the best parts of my game is my finishing.

Every one has their talent but it’s what you do with that talent to make it great.

[注] この that’s はthat であるべき。that’s にすることで構文がよじれている。ネイティブがよくやる「文法的間違い」の一つ。

【発音部分の説明】
●曖昧母音(発音記号 が e の上下逆さまになったもの)や曖昧母音以外の母音で非常に弱くなった母音を @ で表記します。

(※1) settled on ⇒ seddle don
2語が軽く連結。settled の T は、「軽く弾くD」になっています。まだ、Tの名残りが、かなりあります。

(※2) with me ⇒ wi(th) me
省エネというより、ごく軽く、早い th の音。「舌先を上下の歯で噛ん」で、発音していたのでは、こういう軽い TH の発音はできません。 上の歯の下端に軽くあてた舌先をツルッと軽く歯をなでるようにして舌先を口の中に引き戻しつつ、息を強めに出す音です。

(※3) the best player I can be⇒ the best pleya I c@n be
本来play は2重母音[ei]なのが、単母音に近く、短く軽くなっています。can の母音は、弱くなるか消えがち。これは、かなり弱くなってます。

(※4) was against Italy ⇒ w’z ag’nst Idaly
was の母音、 against の強勢のある音節の母音のどちらも、やや飲み込んだように発音しています。ItalyはIdalyとなっており T が「軽く弾くD」。

(※5) probably the ⇒ pro(b)’ly the
これは子音がいくつも続くと面倒なので省いてしまう省エネ。第一段階では、blyの b が消え、次に最初の b も消えます。実際のスペリングでもprollyと強い省エネの音で書く人がいます。 こうした発音や、スペリングを使うとあまり教養のある人とは見なされません。
【動画部分の翻訳(意訳)】
私はアレックス・モーガン、米国女子サッカーチームのメンバーです。

もっと若い頃は、たくさんのスポーツをやってました。99年の米国チームに、すごく動機付けられてサッカーをすることに決めました。

毎日父がサッカー場に私と行ってくれて、それが私をいい意味でプッシュしてくれて自分で可能な限り最高のプレイヤーになるようにと力づけてくれました。

サッカーは私にピッタリで、米国女子の全国チームに選ばれたかったんです。

私の気に入っているゴールは対イタリア戦です。たぶん93分でスコアしました。私のゲームの最も強い部分の一つは、フィニッシャーです。

誰もが才能は持っています。でも、その才能をどう生かしてそれをグレートなものにするかなんです。

matsuo

Koji Matsuo
松尾 光治
大手英会話学校のニューヨーク校駐在員として1989年に渡米。その後、カリフォルニア、シリコンバレーのハイテク企業で9年ほど勤めたのち独立、現在はニューヨークで通訳・翻訳業。
日本人が苦手とするカジュアル英会話を翻訳家の松尾光治氏が伝授!
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