今日の表現:もちろん、合意できると思いますがね。

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今日の表現:もちろん、合意できると思いますがね。

テレビ番組の中で、悪者がヒーローを自分の言いなりにさせようと画策し、彼の恋人を誘拐しました。この悪者は、こんな風にヒーローに脅しをかけます。

By: Hugh Gallagher

問題:

次の日本語を英語にしてください。

もちろん、合意できると思いますがね。

ヒント:

I’m ( ________ ) we can ( ________ ) to an agreement.

模範解答:

答えを見る

I’m sure we can come to an agreement.

■解説

読者さまからいただく質問に、”come” と “go” の使い方をスッキリさ
せたい、というお悩みがあります。基本的には、”come” は話題の対象
に近づく、”go” は話題の対象から離れる、というイメージがあります。

・I’m sure we can (do something)
このフレーズは、話し手が「100% 確実ではないけれど、実現可能だと強く予測する」時に使います。

例)
I’m sure we can work something out.
何とか解決できるはずよ。
-この表現からは、あなたが問題解決はできると考えている様子が伺えます。

(売上の落ち込んだビジネスについての会話)
I’m sure it’ll pick back up soon.
すぐまた忙しくなると思うよ。
-これは、すぐにまた、多くのお客様が来てくれるようになるだろう、と話し手が思っていることを表現しています。

このように、聞き手を安心させる時に便利に使えるフレーズです。
また、冒頭の例文のように、
テレビ番組の悪党などが、含みを持って脅しをかけるときにも使える表現です。
この場合は、相手が、自分の脅しに負けて言いなりになるだろう…と予測しての表現になります。

・come to an agreement
交渉事で、話がまとまる、合意に達するという意味です。

“agreement” と似た単語でも、このフレーズが使えます。

come to a compromise
妥協点を見い出す

come to a consensus
意見の一致に達する

**皆さまが楽しく英語と付き合っていただけますように**

We make a living by what we get, but we make a life by what we give. — Winston Churchill
私たちは得るもので生計を立てていくが、与えることによって人生をつくっていくものだ。— Winston Churchill

misako
ニューヨーク在住・ネイティブ英語スピーカー講師 Aaron 先生が送る普段使いの自然な英語フレーズ満載 PhraseMix.com 記事の日本語バージョン。日本語サポート担当は、外国語としての英会話教授法認定講師・水砂子(ワシントン州在住)です。ニュアンスなども納得していただきやすいように、ていねいな解説を心がけています。平日の月~木は新フレーズを、金曜日は復習用に一週間分の要約号をお届けします。
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