今日の表現:じゃあ、その路線で行きましょう。

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今日の表現:じゃあ、その路線で行きましょう。

あなたは職場で、会議の司会をしています。あるプロジェクトについて議論の結果、全員が同意する結論が出ました。そこであなたは、この話題を終わらせるために、こんな風に言います。

By: Sebastiaan ter Burg

問題:

次の日本語を英語にしてください。

はい。じゃあ、その路線で行きましょう。

ヒント:

OK. Let’s go (  _____  ) that then.

模範解答:

答えを見る

OK. Let’s go with that then.

■解説
・Let’s (do something).
耳慣れた表現の “Let’s ~”? は、
「あなたの提案を会話相手が受け入れるだろう、と自信がある時」に使います。

例えば、ランチ時の友人との会話であれば、
相手も食事をすることに同意するのは、敢えて疑う必用はありませんね。
そこで、こんな風に使います。

例)
I’m starving! Let’s eat.
ハラペコだ!食べようよ。

ただし、聞き手があなたの提案に同意するか定かではない場合は、
“Would you like to ~?” とか、”Why don’t we ~?” 、
または “We should ~” など、他の言い回しを使いましょう。

例)
Would you like to go out to dinner with me some time?
そのうち、一緒に夕食でもどうですか?

Why don’t we meet at 7:30?
7:30 に会わない?

We should get together some time and have a drink.
いつか集まって一杯やりたいね。

・OK.
“OK” は、会話の流れを変える合図としても使えます。
例えば、ミーティング開始前、参加者がそれぞれ世間話などをしている状態のとき、
区切りをつけて本題に入るために、”OK” から会話を始めます。

また、下記のような表現をしたいときにも “OK” を使えます。

例)決定した事項を発表したいとき
OK, let’s shoot for next Wednesday.
はい、では次の水曜日を目標にしましょう。

例)他の人に決めてもらいたいとき
OK, who wants pancakes?
じゃあ、だれがパンケーキ食べたい?

例)会話を終わらせたいとき
OK. Well, it was a pleasure meeting you.
えっと、まあ、お会いできてよかったです。

・go with (something)
“go with something” は、something を選ぶ、something の路線で行く、という意味で使えます。

例えば、靴を選んでいる時などは…
例)
I think I’ll go with the red ones.
赤い靴にしようと思う。

質問する場合には…
例)
Which one are you going to go with?
あなたはどっちを選ぶ?

また、過去のことも質問できます。
例)
We went with the second suggestion.
私達、2番めの提案を選んだの。

・(sentence) then.
決定事項や、検討した上での結論事項を発表する時、”then” を文の最後につけて締めくくれます。

例)
A: I have a bunch of stuff in the back of my car.
私の車の後ろ、モノがいっぱいなんだよ。

B: OK, I’ll drive separately then.
わかった、じゃあ別々に運転していこう。

例)
A: They said it would be ready by the end of last week.
彼ら、先週の終わりには準備ができているって言っていたんですよ。

B: I’ll follow up with them then.
じゃあ、私がフォローアップしておくわ。

**皆さまが楽しく英語と付き合っていただけますように**

We make a living by what we get, but we make a life by what we give. — Winston Churchill
私たちは得るもので生計を立てていくが、与えることによって人生をつくっていくものだ。— Winston Churchill

misako
ニューヨーク在住・ネイティブ英語スピーカー講師 Aaron 先生が送る普段使いの自然な英語フレーズ満載 PhraseMix.com 記事の日本語バージョン。日本語サポート担当は、外国語としての英会話教授法認定講師・水砂子(ワシントン州在住)です。ニュアンスなども納得していただきやすいように、ていねいな解説を心がけています。平日の月~木は新フレーズを、金曜日は復習用に一週間分の要約号をお届けします。
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