今日の表現:その話は、この後で。

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今日の表現:その話は、この後で。

あなたはプレゼンテーションを行っているところです。参加者から質問を受けましたが、その質問の答えになるスライドを用意してあります。そこで、質問者に少し待ってもらうよう、こんな風に表現をします。

By: NASA Goddard Space Flight Center

問題:

次の日本語を英語にしてください。

その話は、この後で。

ヒント:

I’ll get to that in just a (  ________  ) .

模範解答:

答えを見る

I’ll get to that in just a minute.

■解説
・a minute
“a minute” と言うと「一分ピッタリ」というわけではなく
「ちょっとの間」というニュアンスになります。
だいたい、30秒から5~10分といった感じでしょうか。

このフレーズには、”just” をつけて使うのが一般的です。

例)
A: Are you coming?
来るの?

B: Yeah, just a minute!
うん、ちょっと待って!

もし、「一分間」と表現したい場合は、”one minute” を使いましょう。

例)
Can you give me just one minute to finish writing this?
これを書き終えるまで、一分だけ待ってくれるかな?

“one minute” を使ったこの例文では、
会話相手にどのくらい待って欲しいのか、もっとハッキリ告げている響きがあります。

・that
話し手が発言したばかりのことを指すときに “that” を使います。

例)
A: I’m going to try to start a career as an actor.
俳優になるんだ。

B: So does that mean you’re moving to L.A.?
えっと、それって、あなたは L.A. に引っ越すってこと?

that の使い方については、こちらもご参考にどうぞ
「読者様から This is it 記事へのご質問・this, that, it, のことをもっと知りたい!」

http://easykaiwa.seesaa.net/article/141931094.html

・get to (something)
このフレーズは、話し手にはやることがたくさんあるので、
something には「ようやくたどりつく」という響きがあります。
忙しい時に使えますね。

例)
I’ll try to get to that this afternoon.
今日の午後には取り掛かるよう、とにかくやるだけやってみます。
*I’ll try には、上手く行くかどうか定かではないけれど、
とにかく、やるだけやってみます、という感じがあります。

このフレーズは、会話やスピーチ、ミーティングなどで、
話題にしたいことがたくさんあるときにも使えます。

例)
I wanted to talk about the new marketing campaign we just rolled out, but it looks like we won’t be able to get to that today.
公開したばかりの新しいマーケティングキャンペーンについても話をしたかったのですが、どうやら今日はその話題まで取り掛かれないようです。

**皆さまが楽しく英語と付き合っていただけますように**

Never let your memories be greater than your dreams. – Doug Ivester
思い出を夢よりも大きくしちゃ、絶対だめだよ。 - Doug Ivester

misako
ニューヨーク在住・ネイティブ英語スピーカー講師 Aaron 先生が送る普段使いの自然な英語フレーズ満載 PhraseMix.com 記事の日本語バージョン。日本語サポート担当は、外国語としての英会話教授法認定講師・水砂子(ワシントン州在住)です。ニュアンスなども納得していただきやすいように、ていねいな解説を心がけています。平日の月~木は新フレーズを、金曜日は復習用に一週間分の要約号をお届けします。
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