今日の表現:アメリカはバブルなのか?

liberty

今日の表現:アメリカはバブルなのか?

さて、ニュースを見ると雇用も回復しているようです。 それにしても株価も上昇しっぱなし。雇用も回復しっぱなし。 バブルなのでしょうか? ニュースを見てみましょう。

By: Michael Daddino

■■1.英語原文
(US job market grows in non-farm sector)

(1)
US Employers in the non-farm sector added
more than 200,000 new positions in June
for a 5th straight month. The jobless rate
improved overall as well.

■■2.ポイント単語和訳
(US [job market:雇用市場] grows in [non-farm sector:非農業部門])

(1)
US [Employers:雇用主] in the non-farm sector
added more than 200,000 new positions in June
for a 5th [straight:連続] month. The [jobless rate:
失業率] improved overall as well.

■■3.英文区切り
(US [job market:雇用市場] grows in [non-farm sector:非農業部門])

(1)
US [Employers:雇用主] /
in the non-farm sector /
added more than 200,000 new positions /
in June /
for a 5th [straight:連続] month.

The [jobless rate:失業率] /
improved overall /
as well.

■■4.対訳
(US [job market:雇用市場] grows in [non-farm sector:非農業部門])
(米雇用市場、非農業部門伸びる)

(1)
US [Employers:雇用主] /
in the non-farm sector /
added more than 200,000 new positions /
in June /
for a 5th [straight:連続] month.
(米、非農業部門の雇用主は、20万の新たな仕事を
6月に追加し、5か月連続の伸びとなった。)

The [jobless rate:失業率] /
improved overall /
as well.
(失業率も全体的に改善した。)

■■5.訳出のポイント解説(英語)
さて、読者から前置詞の使い分けについて
質問が来たので答えておきたいと思います。

「八木さん 初めまして。
私は、TOEIC800点で英語はそこそこできる方だと思うのですが、
いまいち前置詞の使い方が分かりません。
結局、こういう場合にはこの前置詞を使うと
覚えるしかないのでしょうか?

まだ八木さんのメルマガを読んでいてそんなに立っていないのですが、
なんとなく、八木さんはその使い分けみたいな部分を
知っているのではないかなーと思い、メールしました。

基本的には、多読で身につけるべきとのご意見かと思いますが、
なんとなくの感覚でもいいので、教えていただけると助かります。」

なんと、この方高校生なんですよね。。。
高校生でTOEIC800点も取れるなら、将来
外国の大学でいろんなこと学べる可能性が高いです。

それとも、今の高校生ってみんなこういうレベルなのかな。。。
これからの社会が恐ろしいですね。

さて、前置詞に関する質問でしたね。
もちろん多読で身につけることは、出来るんですが、
私も、前置詞の使い方については、悩んだ時期がありました。

なので、簡単に解説します。
と言っても、今回は、onとinに絞りましょう。

さて、質問の中で気になる点が1点あります。
ここの部分です。

「こういう場合にはこの前置詞を使うと
覚えるしかないのでしょうか?」

この覚え方は、非常に危険です。
実は前置詞には、こういう場合には、
こうというものはありません。

自分が表現したいものによって、
前置詞は変わってきます。

■■6.経済コラム
雇用回復が続いていますね。

米国は景気回復が鮮明です。

住宅のローンが簡単に落ちるので、どんどん家が建ち、
そのために人手が必要となり、雇用も安定し、
残業代も多くなり、お金が増えます。

そうなるといい循環に入っていくわけですが、
いきすぎればバブルとなります。

住宅の価格が上がり続ければ、それをあてにして、
ローンを組むことだって可能なわけです。

そうなると、住宅の価格が下がった時に、
ローン返済できず大きな問題を引き起こします。

問題は今はバブルなのか?ということです。

それの参考になるのが、過去10年間の株価格です。

歴史的にみるとシラーPERが5倍の時もあれば、
44倍の時もありますが、だいたい25倍程度になると、
「バブル」と判断できるようです。

そう考えて今のシラーPERを見ると、
なんと26.1倍です。

恐ろしいですね。。。

株は一回てたいした方が良さそうですね。

■■7.もう一度原文
(US job market grows in non-farm sector)

(1)
US Employers in the non-farm sector added
more than 200,000 new positions in June
for a 5th straight month. The jobless rate
improved overall as well.

著者:八木 翼

0001212350g-001

もっと学べる「毎日5分!経済英語NEWS」
経験から申し上げますと、急に英語の力がつくようなことは絶対におこりません。毎日の積み重ねでしか、語学は上達しないのです。そこで私が考えたのは毎日1分で読むことができる、経済英語ニュースです。私の和訳、解説付きですので、あなたが重い辞書を開く必要もなければ、私のサイトに来る必要もありません。メールをチェックするだけで、完全無料で英語を身に付けられます。
八木 翼
著者サイト