良いニュースと悪いニュース(フェデックス)

liberty

良いニュースと悪いニュース(フェデックス)

casual83

■課題文■

カッコ内の部分を聴きとって書き出してみましょう。

ヒント: 最初の男性の名前は Sam です。

(00″~)

Sam: Guys, (Q1) believe this.

Woman: Watch this. (Q2).

Sam: Good news. FedEx has flat rate shipping.
It’s called FedEx One Rate and it’s affordable.

Woman: That’s great!

Man: And we have to work the weekend. Great.

Sam: More good news. It’s Friday! Wooo!

Narration: Ship a Pak via FedEx Express Saver for
as low as $7.50

<<語句と表現>>

●語句の意味が複数ある場合は主にこのCMで該当する意味を
記します。
●リスニング課題の部分に含まれる語句は省いています。

☆ Great. 皮肉をこめて Great. ということがあります。
日本語で言えば「たまんないぜ」「参ったな」みたいなニュアンス。

☆ flat rate shipping  均一料金の送料

☆ affordable  (価格などが)手ごろ、手が届く

☆ via  「~を用いて、~を経由して」。
発音に注意。「ヴァイア」じゃなくて「ヴィア」です。

☆ Pak FedEx Pakのこと。パッケージ用の大型封筒。
パック(pack)のスペリングを発音の通りに変えただけです。

—————————-
◆解答と省エネ発音のポイント
—————————-

●カジュアル度の高さは♪から♪♪♪で表わします。
 ♪:フォーマルな会話で使っても問題ない。
 ♪♪:カジュアルな会話向け。
 ♪♪♪:カジュアル度高し。
 
●できるだけ実際の音に近い音をアルファベットとカタカナで
記しますが、これはあくまで参考です。

●曖昧母音(発音記号 が e の上下逆さまになったやつ)、
を @ で表記します。

●曖昧母音以外の母音が非常に弱い、曖昧な音になった
ものも、@で表記することがあります。
 

Q1  you’re not going to ⇒ yer ナッガナ

☆♪♪  you’re ⇒ yer

カジュアル度が増すと
you’re そして your を
このように発音することが多いです。

人によっては、書くときも使ってしまいますが
Eメールなどに使うと、完全に教養に欠ける雰囲気になります。

ごく親しい相手への携帯メールで使うのが
限界というところでしょうか。

☆♪♪  not going to ⇒ ナッガナ

going to が ガナ(gonna)となるのは
よく知られていますが、
否定の not going to の音のほうは
あまり知られてませんね。

実生活では、いたるところで耳にする音です。

あえてカタカナで「ナッガナ」と書きましたが
まさに、こう聞こえます。

@m ナッガナ  I’m not going to

yer ナッガナ You’re not going to

there ナッガナ They’re not goint to

・・・といった感じです。

Q2  Sam always gives you the good news in person, bad news in e-mail
⇒ Samalways givejew the good newz@n person, bad newz@n email

[語意] in person 本人が直接、じかに

☆♪  Sam always ⇒ Samalways

2語が、ごく軽く連結してます。

☆♪  gives you ⇒ givejew

学校でも習った省エネのパターンですね。

「音の同化」と呼ばれています。

日本人の耳には、とらえやすい音です。

でも、意外な語の組合せや
センテンスのどの場所でこの省エネが起きるか、によって
わかりにくいこともあります。

こちらにそうした例の音声があります↓

音声はこちら

(スマートフォンの場合はブラウザはFirefoxを使って下さい。)

☆♪  news in ⇒ newz@n

2語が連結。

in の母音は
もともとが曖昧な音。

カジュアルになればなるほど
曖昧度が増します。

「イ」だと思えばそう聞こえないこともないですが
それよりも「イ」と「エ」の中間のどこかに位置する
弱~い音だと認識しておくといいです。

◆全文と訳文(意訳)◆

<全文>

Sam: Guys, (Q1you’re not going to) believe this.

Woman: Watch this. (Q2Sam always gives you the good news
in person, bad news in e-mail).

Sam: Good news. FedEx has flat rate shipping.
It’s called FedEx One Rate and it’s affordable.

Woman: That’s great!

Man: And we have to work the weekend. Great.

Sam: More good news. It’s Friday! Wooo!

Narration: Ship a Pak via FedEx Express Saver for as low as

$7.50

<訳文(意訳)>

Sam: みんな、信じられない話だぜ。

Woman: 見ててごらんよ。サムはいつもいい知らせは直接教えてくれるの。
悪い知らせはメールよ。

Sam: いい知らせだ。フェデックスで均一料金で送れる。
フェデックス・ワンレートってサービスで、手ごろな価格だ。

Woman: 素敵じゃないの!

Man: で・・・週末も働かなければならないとね。参ったぜ。

Sam: いい知らせがもっとあるぞ。今日は金曜日だぜ!うわ~い!

Narration: フェデックス・エクスプレス・セーバーを使って
フェデックスのパックを送ってください。一番お安い送料は7ドル50セントです。

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松尾 光治
大手英会話学校のニューヨーク校駐在員として1989年に渡米。その後、カリフォルニア、シリコンバレーのハイテク企業で9年ほど勤めたのち独立、現在はニューヨークで通訳・翻訳業。
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