チョコ食系女子(M&M’s)

チョコ食系女子(M&M’s)

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【チョコ食系女子(M&M’s)】
パーティー会場で知り合った女性は・・・

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【赤い文字の部分に注意して聞き取りましょう】
Woman 1: Susie is dying to meet you.
Oh, steer clear of Kristen. She can’t (※1)control herself around chocolate.
She’ll devour you.
M&M 1: Really?
Woman 1: I’d be a terrible friend if I didn’t warn you.
(※2)Got to go.
M&M 2: Thanks for introducing us!
M&M 1: Anything for a friend.
M&M 2: Oooh, (※3)strong grip!
So, (※4)you want to grab a bite somewhere?
Woman 2: Here’s fine.
M&M 2: Oh no. Oh no! Ahhhhh!

【発音部分の説明】
●できるだけ実際の音に近い音をアルファベットとカタカナで記しますが、あくまで参考です。
●曖昧母音(発音記号 が e の上下逆さまになったもの)や曖昧母音以外の母音で非常に弱くなった母音を @ で表記します。
●カジュアル度の高さは♪から♪♪♪で表わします。
♪:フォーマルな会話で使っても問題ない
♪♪:カジュアルな会話向け
♪♪♪:カジュアル度高し

(※1) ♪ control herself ⇒ control’erself
herself の頭の H が弱まっていて control の語尾の L が (h)erself と軽くつながっています。これはまあ聞きやすいと思います。control という言葉も herself という言葉も独立して聞き取りやすいんで。
でも、同じ 「語尾が L + 語頭 her」でも call her, tell her, kill her(こわっ!)などとなったら call’er, tell’er, kill’er と聞こえてわかりにくくなります。
<語頭の H が消えて、聞き取りにくい例>

(※2) ♪♪ Got to go ⇒ Goddago.
Got to は T が「軽く弾くD」。ガラ/ガダ の中間のような音。Got to のように前の語の語尾と、あとの語の語頭が同じ音(この場合 T )のとき、一回発音してから、また発音し直すのはメンドーなのでひとつにまとめます。意識の上では前の語の語尾で、口の形だけして発音はせず、次の語の頭で発音します。
この点は (※3)でもう少し詳しく。
カジュアルなスペリングで ”Gotta go.”とも書かれます。実際の音により忠実に表記すれば godda ですね。

(※3)♪ strong grip ⇒ stron’grip
(※2)にも書いたように、前の語の語尾と、あとの語の語頭が同じ音のとき、さらに、無声音か有声音かの違いだけで同じ口の形の破裂音とき(例:need to, King Kong,deep breath)は前の語の語尾が落ちます。>
発音のコツは 前の語の最後で口の形をつくり一瞬溜めるようにしてから 次の語の語頭を発音します。>
<同じ音同士つながるいろいろな例を、聞きとれるか試してみてください>

(※4)you want to grab a  ⇒ you wanna grabba
☆♪♪ you want to ⇒ you wanna
短めの you と、おなじみの wanto =ワナ。疑問文ですが、平叙文の形で語尾をあげることで質問にしています。

☆♪ grab a ⇒ grabba
2語が連結。自然に続けて発音すれば、自然につながってリエゾンになります。発音の要領は、前の語の語尾が次の語の頭についている感じで発音することです。
grab a だったら、gra で一語と感じ、ba を一語と感じるようなつもりです。

【語句と表現】
☆be dying to~ ものすごく~したがってる
☆steer clear of ~を避ける
☆devour むさぼり食う
☆Anything for~ ~のためなら(何だってする)

【動画部分の翻訳(意訳)】
Woman 1: スージーがあなたにとっても会いたがってるわよ。
あ、クリスティンには近寄らないことね。
チョコレートを見ると自制心がなくなるの
あなた、彼女にむさぼり食べられちゃうから。
M&M 1: 本当?
Woman 1: あなたに警告しなかったら、あたしヒドイトモダチってことになっちゃうでしょ。
行かなくっちゃ。
M&M 2: 紹介してくれてありがと!
M&M 1: トモダチのためなら何だって。
M&M 2: うわあ、握力が強いなあ!(ずいぶん強く握り締めるなあ!)
んじゃ、どこかで軽く食べる物でも?
Woman 2: ここでいいわよ。
M&M 2: うわ、ダメ。ちょとやめて!うわああああ!

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Koji Matsuo
松尾 光治
大手英会話学校のニューヨーク校駐在員として1989年に渡米。その後、カリフォルニア、シリコンバレーのハイテク企業で9年ほど勤めたのち独立、現在はニューヨークで通訳・翻訳業。
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