戦場が遠くなれば、勝率が減る
英語で学ぶ!孫子の兵法SHOW!
「孫子の兵法」からビジネスシーンで活きる原文と英訳をご紹介!
今なお支持される孫氏の戦術を現代ビジネス視点でわかりやすく解説します。
まずは原文と英語文で内容と読み取ろう!
Strong soldiers will get there first, the weary later on,
as a rule, one in ten make it.
Struggling for an advantage fifty miles away will thwart the forward leadership,
and as a rule only fifty percent of the soldiers make it.
語彙
☆weary:疲れてる
☆later on:あとで
☆as a rule:結果として
☆thwart:目的達成を妨げる
☆forward:先行の
原文
勁(つよ)き者は先だち、疲るる者は後れ
其の率、十にして一至る
五十里にして利を争うときは、則ち上将軍を蹶(たお)す
其の率 半ば至る
強行軍で一気に目的地を目指して強い兵士が戦場に早くついたとしても、
普通の兵士は、疲れてしまい、遅れて到着するようになる。
結果として、全軍の10分の1くらいしか戦場で戦えない。
これでは、有利な地を手に入れたとしても勝てない。
50マイル先を目指したら、兵の半分しかついていけず、先鋒の将軍は痛い目みる。
うう・・・
到着までにぐったりしてしまったら、勝てるわけがないよね。